スマホ版データカウンター Bluetoothユニット作成方法


ゲームコントローラを改造しデータカウンター用の送信デバイスの作り方を説明します。
無線、有線どちらでも可能ですがここでは無線のBluetoothコントローラーを改造する手順を説明します。


必要部材
・Bluetoothゲームコントローラー 
 価格 : 780円~  (2015/11/12現在のAmazonでの販売価格)
 下記で説明しているコントローラー以外でも動作は可能かと思います。
 ※アプリのシステム設定でPinの紐づけが必要

・QIケーブル8S-8S
 価格 : 165円   (2015/11/12現在の共立エレショップでの販売価格)
 http://eleshop.jp/shop/g/gAAC419/







Bluetoothゲームコントローラー 

説明に使用するコントローラーはAmazonにて一番安そうなコントローラーを使用しました。
レビューをみるといまいちそうですが操作性とかは関係ないのでポチ!
2015/11/12現在 白だと780円!!

このコントローラーはバッテリー内臓でMicroUSBを使用して充電します。
コントローラーは15分ほど無入力状態で自動的に電源が切れます。またMicroUSBに電気が供給されると電源がONになります。
よってパチスロ台と同じ電源タップにUSB電源を挿しておけばパチスロ台の電源ONに連動しコントローラーの電源が入り、スマホに自動的に接続されます。


なおこのコントローラの場合7Pin分しか使用できません。しかしほとんどのパチスロ台はPin8がセキュリティ信号等で使われているだけですので必要ないかと思います。
8Pinすべて使用したい場合は別途ボタン数の多いコントローラーを選択してください。











作成


1.ペアリング
届きましたらまずスマホとペアリングをします。
改造後、初期不良等があったらどうしようもないので。。。
付属の説明書は英語と中国語のみです。日本語に翻訳した説明書はこちら




2.開封
コントローラーのMicroUSBコネクタ部分のケース部分にマイナスドライバー等を入れ、ケースを開けます。
簡単に開けれると思いますがバッテリーから基板に繋がっているコードがありますので断線に注意してください。
また勢いよく開けてスイッチの紛失にも注意してください。







3.ネジ外し
ケースが外れたら基板の4か所のネジを外します。

 

 

4.ハンダ付け その1
ケーブル「QIケーブル8S-8S」を半分に切断します。
画像の赤い部分にPin1~Pin4をハンダ付けします。
緑色の部分にPin6のGNDをハンダ付けします。
画像の通りにハンダ付けすることでアプリのPin番号の紐づけ設定をスキップできます。

 

5.ケースの穴あけ
下記の完成画像を参考にケースにホットカッターやニッパー等で穴をあけ、基板を戻し、ネジを止めます。

 

6.ハンダ付け その2
穴あけ後、ケースに基板を戻し、ネジを止めたら画像の赤い部分にPin5,Pin7をハンダ付けします。
以上でハンダ付け作業は終了です。
冒頭でも書いた通り、今回のBluetoothコントローラーではボタン数の都合上Pin8は使用しません。
ただしほとんどのパチスロ台でPin8は使用しませんので必要ないかと思います。
Pin8まで必要な場合は別途ボタン数の多いコントローラーを使用してください。

 

 

 

7.完成
画像のようにケースをホットカッターやニッパーなどで穴を開けてコードを出します。
ケースを元に戻します。

画像のスイッチを「GAME」に合わせます。


以上で完成です。お疲れ様でした。